過去は死なない テッサ・モーリス・スズキ

まずはこの本、テッサ・モーリス・スズキの『過去は死なない』。
もう大部分は読み終えてしまったけど、ちょうどおさらいにはよいかも。
著者のテッサ・モーリスはオーストラリアの歴史研究者。専門は移民問題。
この本と、あと『北朝鮮へのエキソドス』を読んだ。『エキソドス』についてはまた別に。

全般には、日本の歴史教科書問題についての彼女の意見。前書きのなかでいうとおり、「歴史への真摯さ」をどう追求するか、がこの本のテーマ。本はもとより、映画やマンガによってどのように歴史が理解されていくのかを丁寧に追っている。特に今読んでいる箇所の小林よしのりについては、小林よしのりの理解している(したい)歴史が、小林自身の男性性との葛藤と複雑に入り交じった解釈にもとづいていると、とてもわかりやすく解説している。

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