大使館でのインタビュー

16日、米大使館でインタビューを受けてきた。

予約時間は朝の8時半。大井競馬場近くの妹の家を7時すぎに出て、大使館のある虎ノ門へ向かう。
土地勘のない私の唯一のガイドはiphoneサマ。マップをみながら道をいくけど、大使館がどこだかわかんない。大使館だから入り口にはアメリカの国旗があるはず、、、と探しても見つからない。

白い壁ぞいの坂をうろうろしていると、やたら道の両脇におまわりさんがたくさん立っているので、道を聞こうかと、iphoneから目線をあげると、あった! 星条旗! 敷地を白い壁にぐるりと囲まれた、それ自体が、米大使館だった。予想よりもあまりにでっかい敷地だったので気づかなかったのでした。

正門らしきところを見つけて、通りを渡ろうとするとおまわりさんが飛んできて、「どこへ行かれるんですか」と聞くのでびっくり。「ビザのインタビューなんですけど」というと、横断歩道をわたらせてくれた。横断歩道をわたるのに職務質問うけるなんて、、、すごい警備体制でびっくり。

もちろん、正門を通過するときも持ち物検査があって、用件と名前を書き込んで、電子機器を全部預けて、ようやく門のなかへ。

「ビザ申請者はこちら」と書かれた建物にいくと、入り口にテーブルがあり、女性が面接の予約者リストに名前があるかどうかをチェックし、クリアファイルと書類リストをハルと2人分渡されて、リストの順番通りに書類を入れて、移民申請受け付け番号をもらう。番号が呼ばれるまで待ち合いで待っていた。

待ち合い室には、椅子が100席近くくらい?あり、1番から9番くらいまで窓口が設けられている。京都の運転試験場の受け付け窓口に似た感じだった。威圧的な大使館の外観とはちがい、そっけない待ち合い室をみると、外見はすごく立派なんだけど、中身は20年前くらいの感じがしてしまうところが、アメリカだなぁと変なところで感心してしまう。

透明の板で仕切られた向こうには事務机が並んでいて、10数人の職員さんが働いているのがみえる。白人の女性がマグカップのコーヒーとドーナツをほおばりながら立ち話しているところなんかは、確かに日本の行政窓口では見られない風景で、そういうのみると、ちゃんと仕事してよー、と思ってしまうのはいかにも日本的発想?

1時間近く待って、ようやく番号が呼ばれて用意した書類を仕切られた透明板の隙間に滑り込ませて渡した。職員が書類をチェックする。書類のなかに、大使館の指定病院で受けてきた結果とレントゲン写真が入った茶色い封筒があり、職員があける。これは自分で開封してはいけなくて、私も中身を初めてみた。

すると、職員が「日付けが間違ってますね」とどこかへ書類を持っていった。また戻ってきて、「病院がこの診断書の有効期限を一年としていますが、半年の間違いなんです」と告げる。「??」と思っていると、ハルの分の診断書を開封してチェックしているよう。「娘さんのほうは合ってます」といってまたどこかへ持っていく。しばらくして戻ってきて「日付けが間違っているので受け付けられないんですけど、娘さんのが合っているから、今回はこれでいきます。本来なら、持って帰ってもらって病院に正しい日付けが入ったものをもう一度もらってきてもらわないといけないんですけど」と言われた。

京都から神戸の指定医院に、また書類を書き直してもらって、また東京の大使館に持ってこないといけないの?? と、利用者の利便なんていっこうに配慮していない「行政」システムに、驚いて言葉もでない。

だけど、受け付けてくれるって言うんだから、込み上げる怒りをぐっとこらえて、「どうもありがとう」とにっこり。私って大人になった、、ほんとに。

インタビューのまえに指紋を採取するというので、また1時間ほど待たされ、十指の指紋をスキャンされる。十指の指紋を撮られるのは、このプロセス中二度目。最初のは京都府警で犯罪証明を申請したとき。
これらの指紋はどういうときに使われるんだろうか。

それからまた一時間ほど待って、ようやくインタビューがはじまった。面接官から、まず右手をあげてこれから述べることは真実であることを誓ってください、と言われる。申請しているのは婚約者ビザなので、いつごろ、どうやって、どこで相手を知り合って、関係をどうやって続けてきて、結婚にいたるまでのことを聞かれる。私が話していることを面接官はその場でタイプしていた。

「戸籍には前の結婚のことが載っていますか」と聞かれ、「私は外国人なので日本の戸籍はありません」というと(戸籍、は日本語で、あとは英語で聞かれた)、「質問が間違ってましたね。どうやって前の結婚をしましたか」と聞き直された。 市役所に婚姻届を出したこと、その後離婚届けも出していること、結婚した当時は朝鮮籍だったので、それ以外に報告する場所(国家)が私にはなかったこと、その後韓国籍を取得したので、韓国で発行される出生証明書(基本証明書)には、私には結婚歴がないので離婚歴もないこと、などを説明した。この説明は、大使館と書類のやりとりをしていたときに、説明書として英文のレターを書いてすでに渡していたので、面接官はうなずきながら「そのことがはっきりしなかったから、こんなに時間がかかりました」と言った。

その後、面接官が「娘さんは英語は話せますか?」と聞いたので「いいえ」というと、ハルの方を向いて
「アナタ、ニホンゴ、ハナセマスカ?」と聞いた。ハルは「オー、イエース」と答えたので、思わず笑ってしまった。 「アナタ、オトウサン、シッテマスカ?」と面接官。ハルはどういう意味?というような顔をして私を見るので「お父さん、知ってるかって聞いたはんのんちがう?」というと、「はい、、知って、、、、ます」と答えてた。 ほんと、質問の意味がわかんないよね。まさか「父」という意味を知ってるかどうか聞いているわけじゃないだろうし、お父さんの何を知っていると答えるのだろうか。

インタビューはそれで終了。私とハルは、わけわかんない質問にずっと笑いをこらえてた。しばらくして、もう一度呼ばれると、「これでビザを発行します。結婚はいつ頃される予定ですか? 健康診断の有効期限が半年なので、ビザの有効期限も半年です。それまでに渡米してください」といわれた。「27日のチケットをとっていますので大丈夫です」と答えると「ビザは一週間で自宅に郵送します。」と、ビザを発行します、と書いた書類を渡された。

サムがプロポーズしてくれたのが昨年の9月。それから書類集めをはじめて、アメリカの移民局に申請して、1年と3ヶ月!! 長かったー!!!

だけど、これからまだ延々とこのプロセスは続く。 まず渡米してから90日以内に婚姻届をだし、それから移民局に報告する。テンポラリーのグリーンカードと社会保障番号が渡され、それから2年後にようやくグリーンカードが許可されるらしい。。

でも、結婚してからグリーンカードの申請をだしたゆかりちゃんは、最終的にグリーンカードがきたのは7年かかったと言ってたし、ほんとにどれくらいかかるかはわかんない。生きてるうちにこの手続きが終わるのだろうかね。。。。

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