Youssou Ndour at BAM

ユッスー・ンドゥールのコンサート、BAMでみてきた。彼の曲をはじめて聞いたのは80年代だったとおもう。まだ、フェラもサリフ・ケイタも知らなかったころ、私にとっては最初のアフリカンミュージックだった。

コンサートはドラムやパーカッションのキレのあるリズムと、ンドゥールの甲高い声と、どこからどうやって足や手が動いているのかわかんないアフリカンダンスとで、あっという間の2時間だった。終盤になるとだんだん盛り上がってきて、前のほうの列に座っていた、青いプリントの布のドレスとヘッドスカーフというのか、頭に巻いてるアレ、を着た女性が二人のうちの1人が、突然舞台までかけつけて、お金を一枚、また一枚と投げ出した。

そう、あれです。演歌や地方の芝居でよくみる「おひねり」。アフリカの舞台でもおひねりが飛ぶんやー、と妙なところに感心してたら、後に続いた男の人もまたお札を投げている。ユッスー・ンドゥールってひょっとしたら、セネガルでは演歌的な位置づけなのかもしれない。

この「おひねり」文化って面白い。舞台に向かってお札を投げるというのはどういう経路をたどってきたんだろう。だれか、そうしないといけないと決めたわけではないものね。名演技に対してお金を投げるというのはいわばチップみたいなもの。考えてみると、相撲でも勝った力士の背中にお金を貼り付ける、歌舞伎の名場面でお金をいれた紙を投げる、とあるし、「お金を投げる」という事だけ考えると神社やお寺での賽銭もあるし、韓国の霊媒でも前掛けのなかにお金を入れろってのがある。投げる形は少々の違いがあって、日本では紙につつんで投げるから「おひねり」だけど、昨日のコンサートでは一枚一枚、ティッシュ―をとりだすみたいに投げてたなぁ。

音楽のコンサートでおひねりをみることはさすがにもうあまりないのだけど、アフリカではまだ根強く残っているのだろうか。来週、18日はサリフ・ケイタをSOBにみにいくので、それも観察してみようっと。

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