Humans of New York, refugee stories 2

ヨーロッパに発つ前に、もう一度家族に会うためにシリアに行った。そこにいる間はずっと叔父の納屋に寝泊りした。毎日、警察が父の家にやってくるからだ。

やがて父は「これ以上いると、やつらはお前を見つけて殺すだろう」と僕に言った。だから密航業者と連絡を取り、イスタンブールに向かった。ヨーロッパに向けて旅立とうとしていたところに、妹からの電話を受けた。

父が警察にひどく殴られていて、手術を受けるために僕が5000ユーロを都合しなければ父が死んでしまうだろうと妹が言った。その金はヨーロッパに行くためのものだった。他に何ができただろう? 選択の余地がなかった。

それから2週間後、妹はさらに悪いニュースを知らせてきた。油田で働いていた弟がISISに殺されてしまったんだ。奴らは弟のIDカードから住所を知り、家に弟の首を送ってきた。「クルド人はイスラム教徒じゃない」とメッセージがついていた。

これは一年前のこと。妹はあれから一言も口をきいてくれない。

(ギリシャ、コス)(2/6)

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