Humans of New York, refugee stories

バグダッドに安全はありません。絶え間ない恐怖の中で暮らしていました。

ある日から、テキストメッセージがくるようになりました。
「金を出せ。さもなくばお前たちの家を焼く。警察に言えば殺す。」

頼るところなんかありません。私たちは貧乏です。有力な友人もいません。政治家に知り合いもいない。テキストメッセージは毎日のようにやってきます。恐ろしくて眠れませんでした。差し出すお金なんて持っていません。食つなぐのがやっとでした。だから「たぶんこれは嘘だよ。なんにも起こらないよ」と自分たちに言い聞かせました。

ある夜、目が覚めると家が燃えていました。子どもたちとやっとのことで逃げだしました。次の日、またテキストメッセージがきました。「金をだせ。今度はお前たちが死ぬぞ」と。

すぐに支払うから、と返事をしました。持っていた何もかもを売り払い、私たちは逃げ出しました。あそこで死ぬよりは、ゴムボートで死ぬ方がよっぽどましだと思ったのです。

(ギリシャ、レスボス)(1/2)

 

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