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Humans of New York

「人生で一番影響を受けた人は?」
「校長先生。ミズ・ロペス」
「どんなふうに影響をうけたの?」
「問題を起こしたとき、停学にしなかった。僕たちを校長室に呼び出して、僕たちを囲む社会がどんなふうにできていているかを話し聞かせてくれた。そして、学校から落ちこぼれてしまう人が増えるたびに、刑務所に新しい独房が用意されるんだって。校長先生は一度、生徒全員を1人ずつ起立させて、僕たち一人ひとりが大事な存在なんだって話してくれた」

貿易会社を首になったあと、ブランドン・スタントンさんはブログとフェイスブックHumans of New Yorkをはじめた。街中でであった人の写真を撮り短いコメントをつけて紹介する。市内で最も犯罪率の高い地域の一つ、ブルックリンのブラウンズビルで出会った中学生、ビダールくんの写真をとり、上のコメントと一緒に乗せたところ、数十万の「いいね」を集めた。

校長先生に会ってみたくなったスタントンさんは中学校を訪ねた。話を聞き、この学校になにか貢献したいと、インターネットで募金集めを呼びかけた。ロペス校長が、ほとんどニューヨークをでたことのない生徒たちをハーバード大学に連れていき、ここに自分は繋がっているんだと実感させたいと言ったことが響いた。

1月26日からはじめた募金は、わずか三日間で目標額の10万ドルを大幅にうわまわり、100万ドル(約1億2000万)に達した。厳しい条件で運営する学校は、これで毎年学生をハーバード大学まで連れていく学外実習を、このさき25年にわたって実施することができるだけじゃなく、サマースクールも生徒の負担なしで行える(これは大変なことなんだよ、ほんと)

寄付サイトをのぞいてみると、10ドル、5ドルと寄付一口の額は少額だけど、およそ4万人が寄付をしていた。私も25ドル寄付をした。ビダール君の笑顔と、校長先生の話は十分に価値がある。

 Humans of New York
http://www.humansofnewyork.com/
https://www.facebook.com/humansofnewyork

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School Counselor

ハルがいるおかげで、こっちの学校のシステムというのがよくわかる。
たくさん違うところはあるけど、もうこれはかなり違うなぁと思ったのがカウセンリングシステム(というのかわからんけど)。

たとえば小さい子だと、じっと机に向かってられなかったり、注意力が散漫やったり、どうしても先生に反抗したり、そういうのは当たり前っておもってたけど、それだとカウンセリングが必要と宣告される。甥っ子もそうだったし。

で、カウンセリングはなにをするのかというと、その学生とお話をするわけですね。そのお話しから、家庭での様子とかその子の環境とか、そういうのをジャッジして、ソーシャルが必要ならソーシャルワーカーが、メンタルケアが必要ならドクターに、という診断がくだるのです。

カウンセリングで、次の段階が必要でないけど、何回もお話が必要、というケースもよくあって、甥っ子の場合はここにあてはまるわけです。

うちの連れ合いの娘さんの場合だと、中学生くらいのころにすごく荒れて、家を飛び出したり学校にいかなかったりということが続いたらしいのね。そうするとこれも学校に戻るためにはカウンセリングが必要になるわけです。

彼女の場合は、アンガーコントロールがうまくできない、という診断がおりたらしくて、特別な治療が必要ということになって、ドクターの診断をうけて安定剤をもらったりしてるわけですよ。高校なども、そういうケアができるカウンセラーがいる高校まで通うことになるのだけど、家から遠いところにあると家の前までスクールバスが迎えにきてくれるので、毎日送迎つきで学校にいくことになるのです。

成人して独立する年頃になっても、そういう履歴があると、仕事にもつきにくいだろうということで住宅手当みたのが行政からでるわけですね。だからいま結構よいアパートメントにすごく安く住んでいることができる。

彼女の場合は、ずっと同じカウンセラーに通ってて、今回の父親と私の結婚のときもパニックになっちゃって、カウンセラーのところにすっとんでいきました。こういうのは、普通、友達とか家族とかが、いろんなことが起こったときに相談にのってくれたり、話を聞いてくれたり、そういうことなんじゃないの?とすんごい不思議におもうけど、まあ、カウンセリングシステムというのがすごく一貫してあるので、こういうところがほんとに日本の社会と(学校も含めてね)違うところだなぁと、ちょっと思ったりしてました。まる。